約 747,615 件
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/203.html
Zeid(詳細・ネタバレ編) ガルカ、独自フェイス(兜付き)、通常配置無し ミスリル銃士隊隊員の No.2 であり、銃士隊唯一にして最強の暗黒騎士。 暗黒騎士スレでは敬意を込めて彼の事を兄貴と呼び慣わすのが習慣。 特記事項 現在はミスリル銃士隊の任から外れ、独り歴史の裏に暗躍する闇の血族を追う。 クリスタル戦争時に闇の王を討ち滅ぼした張本人であるが、ヒューム側の都合で公式にはその事実は伏せられている。 高い防御力を持つ彼の鎧は名匠ゲーヴィッツの手に依る物。 クエストやミッションにおいて、彼からの手紙がきっかけになっている事が多々ある。 前語り部Raogrimmの友だった。 20年前はVolkerと同じ部隊に所属していた。上官はミスリル銃士隊隊長・Klara。 ザイドの足取り 業を背負う覚悟のある冒険家に「暗黒騎士」の道を示す。 各国ミッション1~6は、単独で闇の王を追う孤高の戦士として描かれている。 ジラートミッションではLion、Aldoと共にヴァナ・ディールに迫る危機を追っている。 バストゥークミッションでは、Raogrimmの意思を継ぎバストゥークの内なる闇を消す為にVolkerに戦いを挑む。 なおこのページはザイドの登場の多彩さにより、画像が多い事を事前に伝えておきたい。非常に重いかもしれないが、ご了承願いたい。 鬼神出没の謎の剣士 ザイドは冒険の序盤ではバストゥーク国民でも、その名前は聞くことはあっても実際に会う事は滅多にない謎の人物として扱われている。本格的に彼が冒険者と関わりを持つのは、Lv30を超え、ある程度熟練の冒険者となりだした時である。 発端はGumbahから聞き出す話。業を背負うとされる暗黒騎士……それは誰もがなれる物でもないらしい。その真相を確かめに、謎の暗黒騎士が目撃されたというパルブロ鉱山を訪ねると、漆黒の鎧を身にまとったガルカに出会う。 Zeid どうした?暗黒騎士がそんなに珍しいか?グンパに聞いてきたと……?ふん、昔から余計なことばかりする奴だ。ウェライのことは残念だが……まあ、フォルカーも相変わらずで何よりだ。鉱山区を訪ねることも考えたが、皆が健在なら、このままバストゥークを去ることにしよう。 Zeid それで私に会いに来たということは、目的は、暗黒騎士……か? Zeid たしかにおまえも多くの戦いを経験したようだが……。暗黒騎士の剣は業を背負う者の剣。決してその先に希望はない。人の悲しみ、憎しみを背負うことを義務付けられた存在。それでもその剣を手にしたい、というのならばこの古びた剣を暗黒の業に染めてみろ。その業を背負う覚悟があるのならば封印を解こう。私はこれから、新たなる謎を解くため、クゥダフの本拠ベドーへ向かう。おまえの剣が暗黒の業に染まったなら、また会うこともあるだろう。 そのとき手渡された一振りの剣「カオスブリンガー」。これを使いこなせる様になり、ザイドの指示通りベドーを訪れると、再び彼が姿を現す。 Zeid どうやら、その剣の重さに耐えられるようになったようだな。戦い続ける業の重さに……。暗黒騎士として生きるかどうかの選択はおまえ次第だ。だが一度、自らの業と向き合う戦いを経験するのも良いだろう。もうすでにおまえは暗黒騎士たり得る資格を得ているはずだ。ではまた、どこかで会うこともあるだろう。同じ道を極めんとするならば……な。 そしてザイドは己の業の旅に戻っていく。このイベントでの彼の硬派さにしびれて暗黒騎士の道を極めたいと思ったプレイヤーも多いのではないだろうか。 クエスト「死を呼ぶ刃」 も、Gumbahのもとを訪ねる所から始まる。Gumbah自身はザイドから来たと言う手紙をWerei宛てと思い勝手にあけて読んだようだが、結局それは冒険者へのものらしく、手渡される。 ザイドからの手紙 「手にした剣の重さを忘れるな。さらにその剣を黒く輝かせることができたならば、新たなる力を与えよう。黒く輝いたその剣を、忘れられた鉱山の怪物を呼ぶ水辺に沈めよ。もしその剣を失ったならば、以前と同じ場所にておまえの手に舞い戻るだろう」 ザイド 指示の通り「忘れられた鉱山」グスゲンに使い込んだカオスブリンガーを持って行き地底湖に沈めるとザイドが冒険者の前に現れる。 Zeid:ついにその剣をそこまで使いこなすようになったか……。おまえの腕はもはやその剣の業では飽き足らぬようだ。よかろう。本当の業の剣を渡そう。死を呼ぶ剣、デスブリンガー。剣が正義の印だなどという言い訳を一切許さぬこの剣を、その両手につかめ。戦いとは、死そのもの。これを手にしたおまえが、死神の称号に耐えられることを祈る。 どちらの「ブリンガー」も、モンスター100体倒す事が要求される為に、まさに血塗られた道といえる。過酷で気の遠い作業……もとい、修行である。 同じ暗黒騎士の道を極める決意をした冒険者は、その道のどこかでまたザイドに出会える機会もあるだろう。しかしそうでない冒険者は、今後主にミッションで彼と関わりあっていく事になっていく。 真実を追い求めるもの(三国共通ミッション) ミッションをこなし、やがてヴァナ・ディールに迫る危機の気配に近づいていく冒険者。Shadow Lordの手掛かりを求め訪れたフェ・インで冒険者が出会ったのは、ザイドだった。彼は30年前にこの地に訪れたザルカバード調査隊について、意味深に語りだした。 Zeid 知っているか?昔3国共同で、この呪われた地の調査が行われた……。もう30年も前の話だ。ガルカの剣士ラオグリム、ヒュームの女格闘家コーネリア、ヒュームの戦士ウルリッヒ、エルヴァーンの騎士フランマージュタルタルの白魔道士イルクイル、ミスラの狩人ラブンタ。誰もが偉大な勇者だったという。だが結局その時も、調査は事故で中断され、たいしたことはわからずじまいだった。ラオグリムとコーネリアが死に、他のメンバーもみな、後に不慮の死をとげたと聞いているが……。もしかしたら、彼らは本当に目覚めさせてしまったのかもしれん。この地で眠っていた、おそろしい呪い……、いにしえの災いを、な……。 Lion いにしえの災い……闇の王の幻影は、こう言ってたわ。自分を目覚めさせたのはおまえ達人間だ、と。憎しみ、おそれ、ねたみ、傲慢、無知……災いが、あまねくヴァナ・ディールをおおう、と……。 Zeid ヤツの幻影が?なるほど、な……。祝福されしヴァナ・ディールの地に、おおいなる災いが満ちる。何万年の長き暗黒を退けていた古の封印がやぶれ、終りなき悪夢が目覚めようとしている。罪なきものの地が大地に流れ、世界は恐怖と哀しみ、絶望におおわれるであろう。 Lion だが、希望がないわけではない……。どんな嵐の夜をもつらぬき、輝くひとつの星がある。どんな獣の叫びにも消されず、流れるひとつの唄がある。 そうだ。知恵と勇気と信念をたずさえた、誇りたかき者……。さぁ、深き眠りよりさめ、いまこそ立て伝説の勇者たち、クリスタルの戦士……大昔の歌……。伝説のクリスタルの戦士、か……。 Zeid 古い、言い伝えに過ぎん。私は行くぞ。今さらなにがわかるとも思えんが、気になるのでな。 Zeid ああ? 私は、ただの旅の騎士だ。獣人たちがどう動こうと、私の知ったことではない。 闇の王は20年前に、確かに死んだ。何を今さら復活などと。くだらぬ噂につきあっているほど、私はヒマではない。ズヴァール……宿命の交わる城……。しかし、まさか、な……。 そういってザイドは立ち去ってしまう。しかしどうにも彼は、三国の首脳陣が知らない「何か」を知っているような口ぶりである。そしてそれは、国という単位とはまったく無関係な、自分の意思で何かを突き止めようとしてる様にも見える。 Shadow Lordの復活がいよいよ現実のものになろうとしていると知った三国の首脳陣は、このまま冒険者にその阻止を託すことを決断する。(今後の展開は別視点でまとめ、詳細にあらすじをまとめたShadow Lord(詳細・ネタバレ編)も併せて参照して頂くと更に分かりやすいと思われる。) ズヴァール城の奥深くの王座の間。冒険者はとうとうShadow Lordの復活を目の当たりにしてしまう。同様に事態を追っていたザイドもその場に駆けつける。そして、彼こそが20年前のクリスタル大戦時にShadow Lordを打ち破った剣士であることが判明する。そのときザイドは「ある事」に気付き、その真相を確かめに旅をしていた。それは、Shadow Lordがガルカではないか、という疑惑。 容姿自体がガルカっぽい事は禁句らしい。 更にShadow Lordこそが、30年前にこの地で行方不明になったガルカの語り部Raogrimmだった事も判明する。かつて自分を打ち破った者としてShadow Lordはザイドの動きを封じ、冒険者に襲い掛かった。 新たな業を背負う決意(ジラートミッション冒頭) ここは三国共通ミッション終盤・ジラートミッション冒頭を繋げるイベントとして上記のコラムの続きとしてまとめる。別視点の解釈・詳細なあらすじ等はShadow Lord(詳細・ネタバレ編)及びKam'lanaut(詳細・ネタバレ編)を参照していただきたい。 Shadow Lordは冒険者に打ち倒され、更にその心に宿る憎悪は先代Corneliaの幻影によって晴れたのか、Raogrimmは元の姿に戻り、倒れこんだ。 倒れこむRaogrimmに駆け寄るザイド。 しかし彼の解放も再会も喜ぶのもつかの間、それらを全て見ていた者がいた。それはザイドとRaogrimmの会話を打ち消すように、王座の間に響き渡る拍手から始まった新たな悪夢の幕開けでもあった。あまりにも意外(一部では初登場から疑問視されてはいたが)な人物……ジュノ大公Kam'lanautとその弟Eald'narcheだった。 突然のKam'lanautらの登場で戸惑うザイド達。 ジュノ大公として表舞台で、そして裏で暗躍しながら獣人たちを煽り、二人はある計画のために「人間と獣人」を利用し動き続けていた事を明かした。そしてそれは、1万年にも及ぶ、ジラートの楽園をこの世に実現させるものだった。二人は「ジラート」というヴァナ・ディールの古代種の生き残りだったのだ。 今回の冒険者が命じられたShadow Lordの討伐も、20年前のShadow Lordの覚醒自体、全ては彼らが誘導したものかのような物言いである。そしてEald'narcheは魔晶石に手をかざし「不純物」とやらが取り除かれた事を確認したら、その力を解放したのだった。魔晶石がEald'narcheに反応するように放った5つの光から生まれたのは、彼らが「クリスタルの戦士」と呼ぶアーク・エンジェルだった。事態の危険性を察知したザイドは背中の剣を抜き、台座に向かって突進した。 アーク・エンジェルではなく、首謀者と思われるKam'lanautを直接狙った。 しかし見えないバリアに阻まれ、逆にはじき返されてしまう。 更にエモノである剣も遠くに飛ばされて絶体絶命に陥った。 その場をアーク・エンジェルに任せ、消えていくKam'lanaut達。 アーク・エンジェル達が、残された面子を始末するべく身構えた。 Raogrimm ザイド、大丈夫か? Zeid ぐぅ……気をつけろ。あいつらの強さ、計り知れんぞ……。 更にアーク・エンジェルは冒険者を襲い、成す術なく冒険者は雷に打たれ倒れてしまう。近づく死の気配に身構えるザイド達。 Lion ダメよ! 今のあなた達には勝ち目はない、逃げるのよ! Zeid ライオン!? Lionに気を取られたザイドの隙を、AAHMは逃さなかった。 敵の攻撃を察知し、Raogrimmが身を挺してザイドを守った。 抵抗するLionの攻撃も軽々と避けられ、絶体絶命の四人。自分を守る為に刃に突き刺されたRaogrimmを心配するザイドだが、Raogrimmは自分の致命傷に構わずザイドにある策を持ちかけた。 Zeid ラオグリム!? Raogrimm 俺はまだ、いくらかこの地の力とつながっている……。そいつを一気に解放すれば、こいつらを足止めするぐらいの時間は稼げるだろう。 Zeid おまえ……? Raogrimm 俺は昔の俺ではない。引き返せはしないのだ、もう……。30年前に死によりよみがえって以来俺のしてきたことを、謝るつもりはない。だが………後のことは頼む……。さあ、行け! ザイド達には選択する余地は残されていなかった。 Raogrimmの覚悟を知り、ザイドとLionは撤退を決意した。 何とかズヴァール城の外壁まで逃げ延びた三人。 もちろん、Raogrimmを見捨てていくのは本位ではない。この出来事は三人の今後を大きく左右する事になっていく。Lionはノーグに戻り、Kam'lanautらを止める手掛かりを求める事にし、後ほど冒険者にもノーグに来るように言い残す(そしてジラートミッション冒頭へつながる)。一方ザイドは更に深い影響を受け、以後Raogrimmの意思を継承し、Kam'lanautらの真意を確かめるべく独自に動き、更にバストゥークミッションでもRaogrimmの次の代の語り部を自分なりに補佐する事になる。ラオグリムがこの数十年、独りで抱え込んでいた業を、代わりに少しだけでもザイドは自らも肩を貸すように背負う心境だったのではないだろうか。 その後・ジラートミッションでの足取り アルテパ砂漠・流砂洞にある古代神殿廃墟最深部にて冒険者と共にIllusoryの神託を聞く。 アーク・エンジェル、そしてKam'lanaut達の目的が「神の扉」を開くことと知る。そしてそれは、現ヴァナ・ディールの人間・獣人問わず生命が危険にさらされる事を意味する。 神託で聞いた通りデルクフの塔へ向かう。そこでLionと再会、彼女と共にきていたAldoと初対面。 目標が一緒だからと冒険者、LionとAldoと共闘する事に合意。 デルクフの塔・最上階「天輪の場」にてKam'lanautを囲む三人。 しかしそこにKam'lanautを守るようにアーク・エンジェルが現れる。 Kam'lanautと冒険者が(BFで)戦っている間、AAGKと戦っていると思われる。 苦戦するKam'lanautをEald'narcheが裏切り、見捨てる所を目撃する。 Aldoの行方不明だった妹Verenaを利用し、Eald'narcheが楽園の扉を開く儀式を開始する。 上空よりジラート文明の人工島「神の扉トゥー・リア」が姿を現す。 各地を巡りロ・メーヴから神々の間を通りトゥー・リアに向かおうとする冒険者の前にAldoと現れる。 Zeid 光の洗礼とやらがなにかはわからぬが、ここを通るにはおまえの持っている、その青水晶が必要らしい。……悪いが便乗させてもらうぞ。(※この発言が、ザイドをはじめAldoやLionが「シナリオの都合上やむを得ずプレイヤーに便乗」する立場から「知ってた上で堂々と待ち伏せて便乗」する位置づけに変えてしまい、結果的に各キャラクターに悪印象をプレイヤーに植え付けたという説がある) 神々の間の奥を通過中の一行の前にYve'noileの残留思念が現れ、1万年前に起きた出来事・メルトブローについて語る。当時の惨事を伝えることでこれからEald'narcheが成そうとしている野望を示すと同時に、ヴァナ・ディールの未来を託される。 トゥー・リアに降り立った一行は今まで見た事のない景色・光景に唖然とする。 「先に行くぞ。」「無茶はするな。また、会おう。」と言い残し、ザイドらは冒険者をおいて、先に行ってしまう。 「宿命の座」にて、先に訪れたザイドとAldoは、Eald'narcheと対峙。 冒険者とLionが到着する頃には二人とも虫の息である。二人に代わり冒険者がEald'narcheと対決。 敗れたものの、クリスタルを暴走さえてメルトブローを起こし、ヴァナ・ディールを消滅させることで勝利を宣言するEald'narche。 Lionの活躍により、Eald'narcheの野望は阻止される。 全ての終結(ジラートミッション完結)。 Zeid こころから礼を言おう、この地に生きる、あらゆる生命を代表して……。 そしてザイドはまた流浪の旅に戻ったものと思われる・・・・・・。 ジラートミッション・プロマシアミッションの完結編と位置付けられているクエスト「世界に在りて君は何を想うのか?」ではジラートミッション代表の一人として参戦。 流砂の鎖 (バストゥークミッション) Shadow Lord討伐の際に起きた出来事と、ジラートミッションは、きっかけが同じイベントであるから、ヴァナ・ディールの時間枠ではミッション6以降の三国ミッションとジラートミッションは同時進行と思われる(実際にプレイヤーが行う順番によって、これはもちろん大きく個人差が出てくる部分ではある)。ジラートミッションでは、古代種ジラートの手掛かりを求めてアルテパ砂漠の奥深くにある神殿にて冒険者はザイドと出会い、Illusoryの神託を聞くことになる。実はバストゥークミッションでも、所属冒険者とザイドが会うイベントがある。これは、平行してザイドが流砂洞を訪れていた時に起きたイベント、すなわち同時期に起きたとも解釈できる(勿論、これは個人のプレイ状況が影響している為に個人差があるので信じるかは読者にお任せする)。 ジラートミッションでは(世界を救う以前の話として)Raogrimmの遺志を継ぎ、その仇討ちに近い動機と思われるザイドだが、バストゥークミッションでは違う形でその意思を受け継いでいる描写が成されている。ザイドが関わるバストゥークの前編に当たるこの部分では、流砂洞に訪れたザイドは何を求めているのか・・・・・・。 偽者の「新しい語り部」の登場等から、バストゥーク政府もいい加減、鉱山区のガルカ達を放置するわけには行かないと思ったようだ。新たな(本物の)語り部を探すきっかけ、そしてバストゥークに訪れる前の、失われたアルテパ砂漠でのガルカの文明を少しでも彼らに届けて安心させるために、政府はとうとうアルテパ砂漠の調査に乗り出した。その任務に冒険者に白羽の矢が立てられた。その理由は、ミスリル銃士隊隊長のVolkerから聞くことになる。 Volker:このミッションを遂行してもらうことになったのにはキッカケがあってな……。ある1通の手紙がアイアンイーターの下に届いた。 Iron Eater:『古い歴史を紐解き新しい歴史に踏み出す覚悟が必要な時に来ている。流砂洞の語り部の像の前にて冒険者を待つ』と……。 Volker:差出人の名前は書いていない。けれど……私がこの手紙を書いた男を間違えることはない。ザイドだ……。できることならば私自らが行きたいところだが、そうすればきっと奴は姿を現さないだろう。君は闇の王と戦った時ザイドに会ったのだったな?おそらく最も適任者だろう。奴の指定した『語り部の像』とやらを見つけ出しそこで『古い歴史』とやらの真実を見定めてきてくれ。 なんと、今回はザイド自ら冒険者を指名し、呼び出したのだ。冒険者は国の任務も伴い、アルテパ砂漠の流砂洞、ガルカ文化が栄えていたとされる地区を目指した。 『語り部の像』を見上げながらザイドは何を思うのか。 『語り部の像』でザイドと無事に出会えた冒険者は、語り部について聞かされる。ガルカの社会にとってのその存在の大きさ。そしてここに眠るガルカの歴史を冒険者に話したいと述べた。流砂洞の更に奥に、この地で何が起き、何故ガルカがこの都を捨てバストゥークに流れ着いたのか記されている壁画があるという。(※なおこの『語り部の像』は、次の代の語り部のヒントにもなっている) 壁画に到着した冒険者に、ザイドは歴史を語りだした。 Zeid:もうはるか昔の建造物のように見えるかもしれんが、我々ガルカにとってはほんの2,3世代前まで、ここは隆盛を誇った都だったのだ。拡大した勢力は、他の勢力とぶつかりあう。それは歴史の必然……。そう、この地にはもうひとつの勢力が存在した……。ガルカは、地下に眠っていた種族、アンティカを呼び起こしてしまったのだ。もとより、力においては強い種族だったガルカは、当初の戦いにおいては引けをとらなかった……。だが、決定的な差がそこにはあった。数の力だ。それは圧倒的な繁殖力の差によるものだった。転生という形で種を残していたガルカは次第に数を減らしていったのだ。 Zeid ガルカは、死期を悟ると、高い山に登り、最期の時を迎える。そして新しい光に導かれ新しい肉体を得て、自らの足で山を降りるといわれている。……誰もその真実を目にしたものはいない。ただの伝承でしかないのかもしれない。我々が目にするのは転生の旅に出て、1年もたたないうちに、子供のガルカが自らの足で集落を訪れる、という事実だけ。何かの証拠の品があったため同じ名で呼ばれる者もいれば、前世の素性のわからぬ者もいる……。等しく彼らは、前世の記憶を失っている・そう、たった1人……。1世代にたった1人の例外を除いて……。それが、語り部だ。語り部は前世の記憶をもち集落に戻る。そしてその記憶を証明し、ガルカの長として君臨する。誰よりも長い記憶をもつことから生まれた必然ともいえる風習だ。その風習によりかかってガルカは生きてきた。その風習は語り部に多くの重圧を与えてきた……。その証拠として、今まで歴史上、1人として無事に転生を迎えた語り部はいない。 Zeid ある者は400年続いた記憶の喪失に恐れ恐怖にくるしみ、ある者は重圧に耐えかね、逃げ出し、行方不明。そして……ある者は種の抱える憎しみを、北の地での悲劇の結果増幅させ、闇の王となった……。いつまでもそんな鎖にしがみついていることはないだろう……。しかし、その鎖からガルカの民を解き放てるのは……他ならぬ語り部しかいない、私はそう思っている。 Zeid おそらく今、語り部は自ら立つことを決意しつつあるはずだ。その時を彼は見誤ることはしないだろう。ただ、アイアンイーターには、その彼を見守るように、とだけ伝えてくれ。その時がくれば、私もこのガルカの呪縛を解き放つ役割から離れることができる。そしてその後は……。お互いの思いを越えてヒュームと向き合う時だ。私も……フォルカーと会わなければならないだろう。 これらの話は、ザイドに関わるあらゆる要素が絡んでいる。まずはガルカとしてザイド達が抱えている重い歴史。そして語り部の存在はRaogrimmにも触れているが、それを語りながらザイドはRaogrimmが抱えていた心の闇の深さ、そして今その身分を明かさずに過ごしている次の代の語り部への思いも滲み出ている。彼なりにガルカとして、現在のガルカ社会を見つめているのだ。そしてそれを冒険者に語る事によって心の整理をつけているようにもとれる。 そして最後に語るVolkerとの関係。これは、この時点まではあまり触れられていない要素ではあるが、Volkerとは浅からぬ関係であり、何かしら因縁に近いものがある、というのはここまでのミッションやクエスト等からVolkerの言葉の端々で感じ取ることが出来る。しかしそれは、ザイド自身バストゥークを離れている為にVolker自身はどうにも決着が着けられずにいた。今回のイベントでは、ザイド自身それを認識しており、自分なりの決心のつけ方を考えている事をうかがわせている。 そしてこれら……すなわち、ガルカ社会のあり方とバストゥークの現状、種族間の問題に関してはザイド自身関わりの深い要素ではあるが、何より、どちらにもRaogrimmも関わっていた事を忘れてはいけない。ザイドは自らこれらの要素に自分なりに向き合い決着をつける事で、Raogrimmの意思を全うしようとしているのかもしれない。 双刃の邂逅(バストゥークミッション) バストゥークミッション最終章「双刃の邂逅」ではザイドと戦う事になる。ミッションではストーリー上やられしまう事が多いザイドだが、このBCでは彼の真の強さが存分に出ている。 彼が敵として現れる理由のひとつはVolkerの悩みを解消させる為でもあり、その悩みの原因となる一連はバストゥークの血塗られた歴史の象徴でもある。 Zeid 苦しみの先に答えが見つからぬのならば、我が刃に問うが良い!矮小なおまえの存在の意味を! 前半 グラウンドストライク / パワースラッシュ / フリーズバイト 後半 ブラッドウェポン /アビッサルストライク[単体/ダメージ有/スタン] /アビッサルドレイン[単体/ダメージ無/HP吸収] /グラウンドストライク / パワースラッシュ / フリーズバイト 台詞 【ウェポンスキル使用時】 Zeid 己が存在の意味を我が刃に問え! そしてザイドの本気に立ち向かい、勝った冒険者とVolkerに、彼は自らの真意を語る。 Volker 冒険者たちの助けがあったからだ……。私1人ではとてもおまえには……。 Zeid それが……答えだ。お前1人では何もできなくとも、おまえの下に冒険者たちが集い、そして……。 Volker ザイド……。 Zeid 私は所詮影に生きる存在に過ぎぬ。20年前、闇の王と剣を交わしたときに、同じ哀しみを感じとった。その哀しみの意味を探し、闇をさまよったが、結局、その答えの行く先は、光あるところにしかないのだ……。 おまえは私とは違い、光ある所に生きるべき存在……。だからこの国の行く先は おまえに託さねばならんのだ……。 Volker 何を言う……!どれだけ多くの人がおまえの帰りを待ち望んでいたか……。 Zeid おまえが情けなかったからだ。後ろを見ろ……奴らの心配そうな面持ちが すべてを語ってくれるだろう……。 傷ついたザイドのもとに駆け寄るVolker。 価値観・進むべきは違えど全てはVolkerを思ってのことだった。そしてその後もザイドは単独ではあるがヴァナ・ディールに潜む闇と戦う為にさまよい続ける。それが彼なりの、守るべき何かを守る術なのかもしれない。 不器用なザイドの魅力が垣間見れる、素敵な終わり方である(戦闘は大変だけど)。 なお、イベントのあらすじはVolker(詳細・ネタバレ編)を参照していただきたい。 バストゥーク軍現役時代(アルタナの神兵) 今回は私事で書いていくのであしからずです。 過去のバストゥークにて展開されるクエスト「静かなる警鐘」。バストゥークに縁深いメンバーの若かりし姿が続々と出てきて、バストゥーク生まれにとっては印象が深いものです。そして、錚々たる面子に一つの期待が出てくるもので…20年前といえばVolker・ザイドと闇王との因縁の対決がある前であり、ザイドが旅立つ前のはず。ひょっとしたら彼も出てくるのか!?そんな思いでクエストを進めてました。 そして出会いは突然訪れました。 ( ゜д゜)… ( ⊃д⊂)ゴシゴシ ( ゜Д゜)… 現代と変わらねぇのかよ!! あの地味だのハーネスwだの言われてたVolkerですら衣替えしてるのに……! ちなみにこのシーンの会話は、バストゥーク大工房内で突然起きた殺人事件、という非常に深刻なものである。 Prien ベルナー軍務大臣はいささかの私心も持たず、常に共和国の未来を第一に考える、有能な男だった。この事件の真相をつきとめ、刺客に鉄の制裁をもって報いることがベルナーへの最大の弔いとなろう。せめて彼の死出の旅が、平穏たらんことを、みなで祈ろう。 Klara :……ベルナー軍務大臣が大工房に立ち寄られた時間の警護責任者は誰だ? Zeid :……私だ。 Klara ザイドか。お前の指揮に手抜かりがあったとは思えん。賊はいったいどんな手を使って潜入したのか……。 ザイド!お前をベルナー軍務大臣暗殺事件の捜査責任者に任命する。陣頭指揮を執り、汚名を返上しろ! Zeid 承知した。 Klara フォルカー!お前もザイドとともに捜査にあたれ! Volker ハ……ハッ! このシーンを現代風に意訳するとこんな感じなのだろうか……。 Klara :……ベルナー軍務大臣が死んだ時に警備担当してた奴出て来い。 Zeid :……あー……俺俺。 兄貴ィィィィィィィ!!? 脚色しすぎなのは重々承知ではある。しかしこれが後ほどShadow Lordを倒す英雄とはとても思えない扱いである・・・・・・。理不尽でござる。
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/88.html
Werei (詳細・ネタバレ編) ガルカ、3a(白髪)、通常配置無し 齢200歳を越える最長老ガルカ。 バストゥーク鉱山区のガルカ達の長老的存在 優れた戦士でもあった。 ガルカの死と再生(転生) 長寿にして無性の民・ガルカは本来、200前後で旅に出る。生殖という概念が無い彼らは、別の方法で一族を残していく。200年前後とは、ガルカの寿命…すなわちガルカは人知れずひっそりと消えていく。そして新たなガルカの子供へと転生し、ガルカの民の元へ戻ってくる。伝承では「死期を悟ると、高い山に登り、最後の時を迎え、そして新しい光に導かれ新しい肉体を得て、自らの足で山を下りる」と云われている。 もちろん、親という概念が無いために一族で育てて行く。これはアルテパ砂漠でずっと繰り返された習慣だという。そして、当時はガルカのみの営みだったので、別段不自然でも不便でもなかった。 かつて栄えたガルカの街は、アンティカの出現により危機を迎える。圧倒的な数と繁殖力を持つアンティカにガルカは成すすべも無く、住まいの砂漠を逃亡することになった。アンティカに虐殺され、倒れていった者達は寿命で亡くなった訳ではないので、転生も出来ず死んで行った。逃亡を続け、コロロカを抜けた先がヒューム達が作り上げた街・バストゥークだった。残されたわずかのガルカ達は、そこに住まう事になった。 屈強な体を持つガルカ達は移住の許可と引き換えに自由を制限され、街の開拓の為に労働者になった。優れた武力を持つ者は護衛や戦士として政府に仕えたり、鉱山の開拓にあたった。しかしヒュームらは彼らを同等と扱わないと不満に思う者も多くいた。それでもガルカ達には語り部という、彼らの歴史を記憶している者・絶対的な指導者がいた。語り部がいる限りはガルカの文明と民は滅ぶ事も迷う事も無い、そう信じていた。 語り部であったRaogrimmは、ヒュームとガルカの間の亀裂を憂い、改善に尽力していた。バストゥーク政府に務め、ヒュームの醜い部分も目の当たりにしながらも、いつか双方が歩み寄れる日が来ると信じていた。しかしザルカバード捜索のときに事件は起きた。ガルカ達の中枢・語り部のRaogrimmは行方不明となった。多くのガルカは、その時同行していたウルリッヒを疑い、長年のヒュームへの不満が不信感へと変わった。 本来、語り部が死んだ時、新たに語り部としての記憶が残っているガルカが誕生する。しかしRaogrimmは謎の死を遂げたのか、殺害されたのか、それすらわからない。ともかくバストゥークのガルカ達の元には「Raogrimm」も「語り部」も戻ってこなかった。更に圧倒的な力とカリスマを誇ったザイドもまた、行方不明となった。支柱を失ったガルカ達のために語り部の代理となったのが、最長老だったこのウェライだった。 鉱山区の中心人物となり、ヒューム達との距離を測りながらも、ウェライはパグダコに剣術を教えたり、幼いGumbahと生活を共にし育てたりした。彼なりに、バストゥークに根を下ろしだしているガルカの未来の為に行ったのかもしれない。そして、そんなウェライもある日、忽然と姿を消した。Gumbahに宛てた手紙だけを残して。 ゲーム中に、転生の旅に出る過程を描かれているのは実はこのウェライだけである。彼が人生の終着点として求めた場所、そして残ったガルカ達に託したメッセージは、バストゥークミッションで語られることになる。 剣の名手・そして友として(アルタナの神兵) 20年前のバストゥークでは幼いガルカ・Pagdakoに剣の指導をする様が描かれている。また、クエストではガルカが内乱を起こす噂が立っていて、その事実確認の為に長老ウェライと、その同居人の近辺を探るように頼まれる。 なお上記の写真は公式サイトにもあったトレーラーからである。左側はウェライと見て取れる。「記憶を失っても、永遠に親友だ」というテロップと共にウェライと堅く手を握り合うもう一人のガルカとは…。
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/630.html
Elysia (詳細・ネタバレ編) ヒューム♀、NPC専用中年女性フェイス、タブナジア地下壕 2階G-10 記憶喪失のPradiulotを看護し、見守る女性。 この物語は、戦争に翻弄されてしまった二人の物語であり、その後の20年に出した結論、同じ話に向き合う二人の対照を描いた生き様が垣間見れる。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2685865 20年越しの想い(クエスト『秘めたる想い』) タブナジア地下壕を訪れた冒険者(プレイヤー)は、失くし物をして困っている中年の女性に出会う。亡くなった友人の為に祈りを捧げに出かけたところ、そのお供え物の髪飾りを落としてしまったらしい。彼女の慌て方を見ても、とても大事な用事だというのが伺える。 そこに彼女を見知っているらしい男性が話しかけてくる。 Pradiulot:おう、エリシア。何やってんだ、こんなところで。 Elysia:プラデューロ……! Elysia:あの、ええとね、そう……旅のお方に、いろいろな話を聞かせてもらってたの。ねぇ? Pradiulot:ふーん、お話ねぇ…… 男性、Pradiulotが話を信じたか以前に、既にエラジアと呼ばれるこの女性の様子が引っかかる。失くし物をしていた、という内容の会話だったのをすっかり誤魔化しているのだ。そしてPradiulotも、突然冒険者に向かって不思議な発言をするのだった。 Pradiulot:冒険者さん、つかぬことを聞くが……俺の知り合いじゃないよな?いや、からかってるわけじゃないんだ。気を悪くしないでくれ。20年前の戦争で、俺は瀕死の大怪我を負ってな、それ以来、戦争前の記憶が、すべてなくなっちまったんだ。だから、知らない人に会うたび、そう声をかけてるというわけよ。 Elysia:プラデューロ、今は、町の見回り? Pradiulot:ん? ああ、これから女神様の周りをぐるっとな。若い奴にばかり任せられないしよ。 Elysia:そう……。 Pradiulot:っと、じゃぁ、そろそろ行くとするか。おふたりさん、どうぞ、ごゆっくり。そうだ、エリシア。今晩の飯はシチューがいいな。とびっきり美味いの食わしえてくれ。 Elysia:はいはい。 記憶喪失と語るPradiulot。二人のやりとりは夫婦のようにも取れてしまう。 そういって、町の見回りに出かけていったPradiulot。エリシアは無言でその後姿を眺めていた。そして、改めて冒険者に再び髪飾りを探したらもってきて欲しい、と頼んだ。 エリジアの発言をヒントに、冒険者は純白の髪飾りを地下壕の三階で見つける。彼女にそれを渡すと、その髪飾りと、亡くなった友人について語ってくれた。 Elysia:……私の話、聞いていただけますか?……言いましたよね。これから、亡くなった友人のために祈りを捧げに行くところだと。友人の名は、ミシャーノといいます。ミシャーノは、20年前の戦争で命を落としました。 Elysia:いいえ、本当は……私が殺してしまったんです。 Elysia:当時、ミシャーノは新婚でした。ただ彼女は昔から体が弱く……。その日も私は、彼女の夫の留守中、ミシャーノの看病をしていました。すると突然、軍の猛攻撃が始まって……私は、病弱だった彼女の手を引き、必死で逃げました。そのときでした。逃げ惑う人の波に押され、私は彼女の手を放してしまったんです。あっという間に彼女は、私と、はぐれてしまいました。すぐに戦場に戻り、必死で彼女を探しました。でも、途中で町の人に引き戻され……そのまま彼女は……彼女のことを思い出さない日はありません。毎年、この時期になると、私は彼女が好きだった髪飾りを持って、お祈りに行くんです…… 彼女の思い、そして髪飾りには20年も前から彼女の心に重くのしかかる罪悪感から来るもののようだった。しかし「私が殺してしまったんです」と言うには自分を責めすぎている印象を受けるかもしれない。無言で暫くうつむいた彼女は、冒険者にひとつお願いをする。先ほど町の見回りに出かけたPradiulotに、「エリシアが井戸で待っている」と伝えて欲しい、というものだった。 Pradiulot:よう、冒険者。どうかしたのか?何だって、エリシアが井戸で待ってる?全くしょうがないな……。いったい何の用なんだか。 Pradiulotは冒険者の言葉を信じ、その場を立ち去っていく。 Pradiulotが持ち場を離れたのを確認したエリシアは、冒険者にお礼を言う。Pradiulotに向かうように伝えた冒険者だが、彼女はその場に現れた訳だ。 Elysia:すみません。こんなことまで頼んでしまって。井戸ですか? いいんです。私がお祈りしてることを彼に見られたくなかっただけですから…… そうしてPradiulotが離れた暁の祭壇で静かに祈りを捧げたアリシアは再び冒険者のほうを向いた。友人ミシャーノの話には続きがあった、と切り出す彼女。 Elysia:お話したとおり、ミシャーノは結婚していました。そして、そのミシャーノの夫だったのが……プラデューロだったんです。彼は、もう、そのことを覚えてません。ミシャーノは私の親友でした。だから、彼女が結婚したとき、本当に嬉しかったんです。 Elysia:たとえ相手が、古い友人で、昔から私が好きだった相手だとしても……私は心からふたりを祝福したつもりでした。 明らかになっていくエリシア、ミシャーノ、そしてPradiulotの関係。三人は結婚前からの昔なじみであり、エリシアはPradiulotに密かな恋心を抱いていた。そして二人が結婚するときに、全ての感情を封印し、二人を心から祝福した。そのはずだった。 Elysia:でも、心のどこかに、暗い影が眠っていたんじゃないか。そんな想いで、彼女の手を放してしまったのではないかと……そう考えると、私は……私は、怪我から目覚めたプラデューロにすべてを話しました。しかし彼は、私のことも、ミシャーノのことさえも憶えてませんでした。 彼女は、ミシャーノを戦乱ではぐれたまま見つけられなかった自分を責めているだけではなかった。押し殺した想いが、あの時彼女とミシャーノを引き離して、探しはしたものの努力が足りなかったのではないか。だから死なせてしまったのではないか。そんな罪悪感もあったのかもしれない。そして、その夫であり想い人でもあったPradiulotは、記憶が一切なかった。そんな彼を現在も支え続けているエリシアにとっては、それすらもミシャーノへの罪悪感に駆らせているのかもしれない。 懺悔をするかのように祭壇で冒険者に全てを話すエリシア。 Elysia:この先、プラデューロの記憶がどうなるかは、わかりません。それでも私は彼のそばで生き続けようと思います。彼を支え続けること、それだけが今の私にできるすべてですから。 そういい残し、彼女は冒険者にお礼を述べ帰って行った。Pradiulotが戻ってくる前に、と。 一方、Pradiulotは持ち場に、ぶつぶつと文句をいいながら戻ってきた。当然ながらエリシアには会えなかったようだ。そんな彼に、冒険者はエリシアを庇うようにその場を取り繕ったようだ。 Pradiulot:なに? うっかり、言い間違えた?しかも、もう用事は終わった?何だそりゃ……。変なことを頼んだエリシアもエリシアだ。今日のシチューは特製じゃないと許さないと言っといとくれ。 それをエリシアに伝えると、彼女は嬉しそうにこういった。 Elysia:まぁ、プラデューロ怒ってました?それなら、腕によりをかけて作らなくっちゃ。 なお、このクエストにはここで終わるが、再びPradiulotに話しかけると、話の全貌が見られる。完結編ともいえるこちらの詳細をしりたい人は、Pradiulot (詳細・ネタバレ編)を引き続き見て頂きたい。
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/238.html
Noillurie(詳細・ネタバレ編) エルヴァーン♀、6a(銀髪)、無戦配置南サンドリア〔S〕L-6 サンドリア軍・赤薔薇騎士団団長 赤薔薇傭兵団団長(アルタナの神兵) 侍AF2装備、レリック武器「天の村雲」装備。公式ジョブは「侍」。 待機中:はるか東方の武者修行から久々に故国に戻ってみれば、斯様な有様。斯くなる上は、この村雲にて無道の輩を成敗つかまつるのみ。 戦闘中:諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂…… 神刀に囚われし魂(レリック武器) レリック武器とは、デュナミス(通称・裏)で手に入る武器を鍛え上げ真の姿になった物である。元々はアルタナ連合軍エース部隊(教導部隊ハイドラ戦隊含む)のために職人達が造り上げた高性能な装備品の総称。そして武器はボロボロに朽ち果て、打ち直しが必要なのである。そしてそれは、膨大な古代貨幣、アイテム、ギルを必要とする上に、武器の中に眠る魂と戦い、打ち勝つ試練もある。両手刀の最終形態の名前は「天の村雲」である。 神刀に認められた者は前回の主の魂を開放し、新たな主として「天の村雲」と共に運命を共にすることになる。 ??? …………。ついにこの日が。……久々にわしが世に出る時が来た、ということだな。果たして、喜ぶべきことなのか否か……。まぁ、よい…………。 Noillurie :…………私はどうしたの?……そうか、継承の時が来たんだね。侍の道を極めようと思い立ち、東方に赴いて修行し、ついに天の村雲を授かって、帰ってきたと思ったら、戦争…………。 思えば、苦難の連続だったわ。だけど、こうして継承者が現れた、ということは、私の苦労も、決して無駄ではなかったということ。貴方に感謝しなければ。さようなら、天の村雲…………。 ??? …………。……長き道のりであったな。 ??? だが、侍の道はまだ始まったばかり。まだ、そなたは五合目にもついておらぬ。いざ行かん…………。 他のレリック武器と「主」の会話の中では、ノイユリーは比較的友好的な関係を「天の村雲」と築けていたようだ。
https://w.atwiki.jp/darksoulsinpc/
PC版からPS3版にwiki内容を変更してあります 内容が違う事があるかもしれませんのでご了承ください 公式HP PS3・Xbox版の10/22アップデート予定更新されました http //darksouls.fromsoftware.jp/online/ ちょっとくらいのネタバレ 事前情報系 盛大なデータ情報ネタバレ データ情報系 コメント 名前 災厄の指輪とは一体何だったのか - 名無しさん 2012-11-03 12 28 57 シース戦の死にイベントのとき便利・・・程度しかおもいつかんなぁ - 名無しさん 2012-11-25 01 49 21 7週目もぬるい、指輪縛りだ、の人用でないか - 名無しさん 2012-11-05 09 21 26 このうぃきも事実上お役目終了ぽい? - 名無しさん 2012-11-03 10 48 53 攻略さえ分かればもう使わないですからねぇ - 名無しさん 2012-11-05 09 18 52 アルトリウス強すぎ - 名無しさん 2012-10-29 15 31 32 さぁ今日発売だ、闘争を楽しもうではないk(ry - 名無しさん 2012-10-25 07 28 34 キアランに「アルトリソウル、くれ」といわれ、「no」と言ってから、ほっておいたらきえてた。俺の技量戦士が・・・ - 名無しさん 2012-10-26 07 08 09 きたぜ〜! - 名無しさん 2012-10-25 00 04 43 今日仕事に行き、明日の昼起きれば深淵の騎士に逢えるのか・・・楽しみだ - 名無しさん 2012-10-24 01 35 57 TOP絵のアルトリ剣って既存のやつじゃね? - 名無しさん 2012-10-21 16 40 38 アト4日 - 名無しさん 2012-10-21 11 16 45 あと五日だな・・・・待ち遠しいぜ - 名無しさん 2012-10-20 00 29 11 誰かキアランコスで本人と並んだ人いない?? - 名無しさん 2012-10-19 10 01 14 モンスター項目に本人SSあるよ - 名無しさん 2012-10-22 13 09 44 いや、本人だけ見たいんじゃなくて体型比較を見てみたい - 名無しさん 2012-10-22 22 28 46
https://w.atwiki.jp/kowaero/pages/25.html
「闇に囁くもの」 ※ネタバレしていますので、嫌な方は飛ばして下さい 私には、とある事件に関連して巨大な蟹の正体を追っているペンフレンドがいる。 彼がその事件の核心に迫ると、宇宙人と思しき正体不明の集団に襲撃されるようになった。 ところが、ある日を境に彼と正体不明の集団は和解したと言うのだ。 私は半信半疑だったが、彼から「詳しく説明したいから一度家へ来てくれないか」との手紙を貰った事もあり、彼の家を訪ねる事にした。 初めて会った彼は、顔色が悪い上に動作もぎこちなく、妙な臭いと音のする書斎から一歩も外に出ようとしなかった。 そして彼と話し込んだ日の夜、私は何の気なしに彼の書斎を再び訪れた。 そこで、私が見たものは、精巧に作られた(と願っている)彼の顔と両手の模型とそれらを動かす装置、そして――その装置を操作する為の機会を抱きかかえた幼女だったのだ! その幼女は、自分こそが私のペンフレンド、先ほどまでここで私と対話していた当人だと言うのだ。 混乱した私は、彼――それとも彼女――に質問した。 「な、何でそんな体に?」 「宇宙に行く為には出来るだけ体を小さくする必要があったのだよ。容積的にも重量的にも、ね。何しろこの体だと食料の消費が劇的に抑えられる」 「だからと言って、女になる必要があったのか?」 「男よりも女の方が極限状態における生存率は高い。故に、この選択がベストなのだ」 「……いっその事、脳味噌だけになって、それを収納出来るくらいの金属の筒にでも入った方が更に効率的では?」 「それでは自分の目で宇宙が、他の世界が、見られないではないか! だったら宇宙に行かない方がまだ良い。他に質問は?」 「やらないか?」
https://w.atwiki.jp/kimitodo/
@wikiへようこそ 「君に届け」のネタバレなどの情報や動画を紹介しています。 最新アニメ動画一覧 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/vv11/pages/248.html
劇場版「ビギンズナイト」に登場する新フォームの詳細→http //www.101fwy.net/tokua/101.php?res=97243 ジョーカージョーカー、サイクロンサイクロン→http //www.cow-spot.co.uk/tokusatsu/16/src/1258717230977.jpg 関連記事 【2011年02月16日(水)】 エターナル編 予告動画公開 【2011年02月10日(木)】 アクセル編 予告動画公開 【2011年01月31日(月)】 VシネマのW あらすじ 【2010年12月17日(金)】 VシネマのW 4月21日発売 【2010年07月22日(木)】 8月のW 最終章 【2010年06月22日(火)】 7月のWと次回作とCAX 【2010年05月21日(木)】 6月のW 【2010年04月29日(木)】 5月のW 【2010年03月30日(火)】 4月のW 【2010年03月24日(水)】 Wパワーアップ!!高岩さんならきっとなんとかしてくれる 【2010年03月06日(土)】 3月のW 【2010年01月29日(金)】 4月以降に発売予定のおもちゃの予定 【2010年01月29日(金)】 2月のW 【2010年01月06日(水)】 1月のW 2号アクセル 【2009年11月25日(水)】 劇場版ポスターとかスチールとか 【2009年11月21日(土)】 新フォームの詳細 【2009年11月20日(金)】 12月のW&ビギンズナイト詳細 【2009年10月31日(土)】 11月のW&ビギンズナイト詳細 【2009年09月21日(月)】 10月のW 【2009年07月31日(金)】 細かい設定等 【2009年07月24日(木)】 児童雑誌のネタバレ 登場ドーパント bookmark_yahoo bookmark_hatena
https://w.atwiki.jp/persona2batsu/pages/93.html
名前 LV 消費SP 初期スキル マテリアルカード タロット 舞耶 成長タイプ(速度) 属性 レベルアップボーナス うらら 成長タイプ(能力) 力 物理攻撃 習得スキル(ランク) 耐性 克哉 魔晶変化 体 物理防御 パオフゥ 変身ペルソナ 技 魔法攻撃 南条 速 魔法防御 エリー 運 変異習得スキル 個性 達哉 潜在能力 ラクシュミ 71 43 ディアラハン 水蓮の花弁 213 ◎ 晩成 無 体+1 ☆ 魔攻バランスA 46 209 ラクカジャ(2)ザンダイン(3)サマリカーム(5)トラフーリ(7)勇奮の舞(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- △ アヴァターラ 53 230 △ - 61 178 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ◯ 58 178 ◎ 77 メディアラハン 賢い ◯ 潜在回復 スカアハ 64 39 ガルダイン - 192 ◎ 超晩成 風 体+1 ☆ 魔攻バランスA 56 232 大気の壁(2)テトラジャ(3)旋回速弾(5)メパトラ(6)旋風陣(8) 剣―反 飛―- 打―- 投―- 技―反 火―- 水―- 風―- 地―- △ ガルダインカード 50 214 △ LV64金貨サラスヴァティLV74正義パラスアテナ(1/8)※突然変異参照 54 159 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―無 精―無 ◯ 55 160 ◎ 52 ヒートウェイブ 賢い ◯ 潜在攻撃 ハトホル 55 34 グライバ - 165 ◎ 晩成 無 体+1 ☆ 魔攻バランスB 44 187 誘惑のマズルカ(2)メディラマ(4)ハイプレッシャー(6)エストマ(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- △ パトラカード 47 196 △ LV56剣アーサー 51 146 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―耐 精―耐 ◯ 46 150 ◎ 43 マカラカーン 賢い ◯ 潜在防御 イザナミ 51 33 マリンカリン 黄泉の険路 153 ◎ 長期成長 水 体+1 ☆ 補助A 33 150 慈愛の祈り(3)蜃気楼(4)マハアクダイン(5)秘孔針(7)ダイヤモンドダスト(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―無 風―- 地―- △ 犠牲のカード 38 165 △ - 56 152 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―耐 精―耐 ◯ 45 159 ◎ 43 加護の舞 賢い ◯ 潜在復活 パールヴァティ 41 28 マハアクエス - 123 ◎ 超晩成 水 体+1 ☆ 魔攻バランスB 34 143 コトルディ(2)水の壁(4)リフレッシュリング(5)リカーム(6)ブフダイン(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- △ ヒットポイントソース 30 131 △ LV44杖ノーデンス 41 114 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―弱 万―- 経―耐 精―耐 ◯ 37 117 ◎ 33 マハンマ 賢い ◯ 潜在回復 シフ 34 24 ジオンガ - 102 ◎ 長期成長 風 体+1 ☆ 魔攻バランスA 29 121 テトラジャ(2)ディアラマ(4)コトルディ(5)催眠波(6)破戒の稲妻(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―無 地―弱 △ テトラジャカード 26 112 △ LV36杯ガラハド 30 87 氷―- 電―反 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ◯ 33 88 ◎ 29 タルカジャ 賢い ◯ 潜在攻撃 テンセンニャンニャン 27 21 九十九針 - 81 ◎ 晩成 無 体+1 ☆ 魔攻バランスB 22 93 メパトラ(3)蜃気楼(4)夢見針(6)マリンカリン(7)メディラマ(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- △ メディラマカード 20 87 △ LV28杖ナンキョクロウジン 27 75 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―反 精―反 ◯ 24 77 ◎ 26 リカーム 賢い ◯ 潜在補助
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/608.html
Nogelle (詳細・ネタバレ編) エルヴァーン♀、2b(黒髪)、サンドリア港G-7 サンドリア港の酒場で働く女性。 看板娘としてお店で働くガッツ溢れる女性。 元々は漁師だったオーナー&シェフThierride が営む酒場「錆びた錨亭」で元気に働いている彼女は、積極的に食材の仕入れ(クエスト)やテイクアウト販売(プレイヤー対象のアイテム売買)、注文の受け取りまで受け持つ。彼女の人当たりの良さが評判となっているようで、食材の仕入れ状況により売り切れも多い店ではあるが客足は途絶えない。 20年前に恋した味(「アルタナの神兵」) クエスト「漁師の錨」にて、冒険者は元漁師のThierrideの悩みを聞くことになる。元々は漁師である彼だが、戦争が始まり、漁に出るわけにもいかない。そこで人々の健康の為に、豆に目をつけた彼は、おいしく食べて兵士達にも元気をつけてもらいたいと語る。そのためにも「人をグイッと惹きつける味になるような調味料」を求める彼に、冒険者が現代からルフェ湖の塩を持ってくると、その輝きに感動をしたThierrideは早速豆の料理に取り掛かる。 ルフェ湖の塩を使った豆のスープの香りに誘われてやってきたのは二人の子供。Thierrideの口調だと、何か料理をするたびに「嗅ぎ付けて」味見をさせてほしいとせがむらしい。 Nogelle なになに、このイイ香り~。 Antreneau なんだかいつもと違うとてもイイ香りがするよ? 右の少女がノジェルである。 Nogelle んー、もうガマンできない。食べてもいい? 子供達の反応に喜び、「アツイから気をつけろ」と言いながら豆のスープを振舞うThierride。 子供達の反応に自信をつけた彼は、冒険者に「持ってきた調味料の正体」を教えてもらい、その支給法を軍と相談した。その味も好評だったようで、支給の条件に「軍の兵士達にぜひ食べさせてやってくれ」と言われたようだ。漁師に戻るか食堂を開くか、将来はともかく、とにかく現在では兵士達の健康と喜ぶ顔の為にも、マメ料理をがんばって作りたいと張り切るのだった。 この男性Thierrideこそが現在のサンドリア港で営まれている酒場『錆びた錨』亭の主人であり、少女は後に彼の元で働く事になるノジェルである。ちなみに少年のほうは「マメ料理は飽きた」とぼやく肉料理大好きな常連Antreneauである。この三人は、実は20年の付き合いである事が分かる。 なお、幼少時代のノジェルがマメ料理を食べたときの感想「まるでビ-ンのおいしさが爆発してるみたい」というのは、現代の彼女が客にマメ料理を薦める時にも使っているキャッチフレーズになっている。そして今もこのマメ料理をスペシャル・メニューとしておすすめする彼女にとっては思い出の味であり、将来を決めた味ともいえる。20年の試作段階を味見した彼女、この料理の一番のファンであり、虜なのかもしれない。 ここから長い付き合いになるとは、誰も思ってなかったかもしれない。